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間取りをプランニングさせていただいた新妻ちゃんの新居で迎える、特別なクリスマスパーティ
間取りをプランニングさせていただいた新妻ちゃんの新居で迎える、特別なクリスマスパーティ
先日、仲良し生徒さんのお二人とクリスマスパーティをしてきました。
今回お邪魔したのは、完成したばかりの新妻ちゃんのお宅。真っ白な空間に、青い空が見える高窓。ダイニングテーブルには、華やかなクリスマスの装飾と、みんなで作った料理が並びます。
美しいケーキはRさんが海外風ケーキ教室で作ってこられたもので、食べるのがもったいないくらいの出来栄え。でも絶品で、みんなで感動しながらいただきました。
平成女児の新妻ちゃんが大好きなプリキュアのシャンメリーで乾杯して、窓辺で見守る白猫ちゃんも一緒に、本当に素敵な時間を過ごしました。
料理教室から始まった関係が、家づくりへ
新妻ちゃんの新居の間取りをプランニングさせていただいたのは、私なんです。
以前我が家に遊びにいらしてくださった時に、我が家の間取りをとても気に入ってくださり、自然な流れでプランニングをさせていただくことになりました。
実はRさんも今、新築注文住宅計画中。
彼女の新居の間取りも描かせていただいています。
「先生が間取りを描いた新妻ちゃんち、実際に見てみたい!」
と、この日をとても楽しみにされていたんです。
図面を、実際の空間で確かめる
新妻ちゃんのお宅は誰もが憧れる広い豪邸。
家事楽のユーティリティルームは六畳で計画しました。
ユーティリティルーム——私はランドリールームをこう呼んでいるんですが、洗濯物を干すのも、アイロンがけも、衣類の収納も、洗濯に関わる家事が一箇所で完結する空間です。
Rさんのお宅のユーティリティルームは4.5畳。
それでも一般的なランドリールームより2倍のサイズ感です。
「Rちゃんちのプランは、この部分が一マス分小さくて、ここが壁のラインね。でも充分の広さでしょう?」とお伝えしました。
Rさんは空間をぐるりと見渡して、「本当ですね! これで十分ですね!」と納得された様子。
新妻ちゃんが「ここで色々できるから本当に便利で…」という言葉を聞いて、Rさんの表情がパッと明るくなったのが印象的でした。図面だけで見るのと、実際の空間で、しかも実際に暮らしている人の声を聞くのとでは、やっぱり全然違いますよね。
空間が教えてくれること
窓辺の高いところで寛ぐ白猫ちゃんの姿も、設計の一部。猫ちゃんが安心して過ごせる立体的な動線も、間取りを考えるときに一緒に考えさせていただきました。
みんなで吹き抜けから一階を見下ろした時。
「いつもあそこで寝そべって伸びてるんです」とキャットウォークを指差して嬉しそうに言ってくださった笑顔が印象的でした。
クリスマスパーティが持つ、もうひとつの意味
クリスマスパーティという楽しい時間の中に、実は「家づくり相談会」のような要素も、自然に織り込まれていました。
でもそれは堅苦しいものではなく、「ねえ、このユーティリティルーム本当に便利なのよ」という、友人同士の自然な会話として。
料理教室で出会って、人生の大きな転換期である家づくりの相談を受けて、完成した家で一緒に料理をして食卓を囲む。そしてその空間が、次の家づくりのヒントになる。
StoneHeadsで大切にしているのは、こういう循環です。
一度きりのサービス提供ではなく、人生の節目に寄り添い続けられる関係。料理教室という入口から始まって、暮らし全体に関わっていける信頼関係。
旅籠というのは、旅の途中で休息する場所。人生の転換期、新しい一歩を踏み出すとき、ちょっと立ち止まって休んで、これからの道を考える。そんな場所でありたいと思っています。
今回のクリスマスパーティは、新妻ちゃんにとっては「新しい暮らしの始まり」を祝う場であり、Rさんにとっては「これから始まる家づくり」のイメージを膨らませる場でした。
そして私にとっては、二人の大切な節目に寄り添えることが、この仕事の喜びだと実感する時間でした。
新居での初めてのクリスマスパーティ。プリキュアのシャンメリーで乾杯して、みんなでワイワイして、本当に最高のクリパでした。
素敵な時間をありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。




