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家族の笑顔が見たくて〜料理初心者さんが挑む、初めてのパンとシチュー作り〜
家族の笑顔が見たくて〜料理初心者さんが挑む、初めてのパンとシチュー作り〜
「初めてのパン作り、初めてのシチュー。家族に喜んでもらいたくて」
今日は料理初心者さんのマンツーマンレッスンでした。
と言っても、もう8回目。
私の目から見たら、もう立派な中級者です。
でも、ご本人はまだまだ「初心者」だと思っていて…
その謙虚さが、彼女らしいなと思います。
今日のチャレンジは
【小麦粉とバターの甘い関係レッスン】
今回は中級者向けのメニューで、小麦粉とバターを使って美味しいものを作ります。
〈本日のメニュー〉
* クリームシチュー
* ちぎりパン
* サラダ
* コロッケ
* いちごサンタのデザート
「パンもシチューも、初めて作ります」
8回通ってくださっているけれど、まだまだ「初めて」がたくさんある。
それが料理の面白いところでもあります。
ブールマニエを炒めるのも、パン生地を捏ねるのも、今日が初めて。
「これで合ってますか?」と確認しながら、でもその手つきは、以前よりずっと自信に満ちていて。
「そう、“肉球”を使いながら生地に体重を乗せてね」とアドバイスすると「肉球ですね?」とクスッと笑ってくださいました。
柔らかなパン生地の感触を楽しみながら、いちごサンタの細かい作業も丁寧に。
8回のレッスンを重ねてきたからこそ、初めてのことにも落ち着いて取り組めている。
そんな成長を、私は静かに見守っていました。
上手く出来るか不安…からの、大成功!
「上手く出来るか不安でした」と言っていたけれど、
目の前にあるのは、どれも素敵な仕上がり。
ふっくらと焼けたちぎりパン。
クリーミーなシチュー。
そして可愛らしいいちごサンタ。
初めて作ったとは思えない完成度です。
いえ、彼女は8回のレッスンを重ねてきた「中級者」でしたね。
家族の反応と、照れ笑いの会話
試食タイムでのこと。
「料理教室で作ったお料理を家で作ると、家族がめちゃくちゃ褒めてくれるんですよね」
彼女は照れくさそうに、でもとても嬉しそうに笑いました。
「あ、家族だからきっと褒めてくれてるんだと思うんですけど」
ハッとした顔で謙虚モードに入るのがとても愛らしい。
「“家族だから”じゃなくて、本当に上手に作れてるからだと思いますよ」
そうお伝えすると、少し驚いたような、嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
8回のレッスンを一緒に重ねてきて、その成長を見てきたからこその言葉でした。
料理の向こう側にあるもの
いつも料理を作ってくれるお母さんへの感謝。
大好きなお父さんやおばあちゃんが喜んでくれる姿を想像する嬉しさ。
彼女の優しさが、料理のひとつひとつに込められていました。
「お母さんに感謝を伝えられるし、お父さんやおばあちゃんが喜んでくれるのが嬉しいんです」
そんな風に話す彼女の優しさに、私も癒されました。
料理って、誰かを喜ばせたいという気持ちがあれば、たとえ「初心者」だとしても、こんなに温かい食卓が作れる。
そして、8回、10回と重ねていくうちに、
気づいたら「中級者」になっている。
でも本人は気づかないくらい、自然に。
このメニュー、また家族に披露します!
丁寧に作ったシルキーなシチューや、洋食屋さんのようなカニクリームコロッケを食べながら彼女がそう言ってくれました。
食後にはサンタいちごを食べながら次のレッスンテーマについて熱く議論を交わし、
次回は「蒸籠中華レッスン」に決まりました。
お母さんの美味しいお料理を毎日何気なく食べていた彼女が、料理教室を通じて、お料理の楽しさと大変さも知り、実習する事で家族への感謝を伝えられ、大切な人を喜ばせることができる。
そして、彼女自身も成長していける。
それは、何より素敵なことだなと思います。
今日のレッスンが、彼女と家族の食卓に、
少しでも豊かな時間を運べたなら。
それが、私の一番の喜びです。





